EarFun Air Pro 4+のスペック詳細と前作比較|QCC3091搭載で何が変わったのか
「1万円以下の最適解」として覇権を握ったEarFun Air Pro 4に、早くも上位モデルが登場しました。
その名もEarFun Air Pro 4+。
「プラス」がついたことで何が変わったのか?結論から言うと、通信安定性の向上が期待でき、音質面でもチップセットの刷新による恩恵がありそうです。特にQualcommの最新チップ「QCC3091」の搭載は、ガジェット好きにとっては見逃せないポイントです。
この記事では、EarFun Air Pro 4+のスペック詳細と、前作(無印)との違い、そして「今買うならどっち?」という疑問に答えます。
EarFun Air Pro 4+ の最新動向とポイント
この記事で分かること:
- Bluetooth 6.0 & QCC3091:最新規格への対応状況
- 前作との違い:スペック表で比較する変更点
- 推奨ユーザー:プラスを選ぶべき人、無印で十分な人
スペックと事実の整理
まずは、最も気になるスペックの変更点を表にまとめました。
| 項目 | EarFun Air Pro 4+ | EarFun Air Pro 4 (前作) | 変化点 |
|---|---|---|---|
| チップセット | Qualcomm QCC3091 | Qualcomm QCC3071 | 最新チップに刷新 |
| Bluetooth | Ver 6.0 | Ver 5.4 | 通信安定性が向上 |
| ドライバ | 10mm径ダイナミック | 10mm径ダイナミック | 据え置き |
| 対応コーデック | aptX Lossless, LDAC, AAC, SBC | aptX Lossless, LDAC, AAC, SBC | 同等(最高音質) |
| ノイズキャンセリング | 最大50dB (適応型) | 最大50dB (適応型) | 数値上は同等だがアルゴリズム改善 |
| 連続再生時間 | 最大11時間 (ケース込み52時間) | 最大11時間 (ケース込み52時間) | 据え置き |
| その他の機能 | Auracast, LE Audio, マルチポイント | Auracast, LE Audio, マルチポイント | 継続搭載 |
| 参考価格 | 約13,990円 | 約9,990円 | +4,000円 |
1. Bluetooth 6.0 & QCC3091の初搭載
最大のトピックは、Qualcommの最新SoC「QCC3091」の採用です。これにより、Bluetoothのバージョンが6.0へと進化しました。
- QCC3091の恩恵: 処理能力の向上により、ANC(ノイズキャンセリング)の精度や接続安定性が強化されています。
- Bluetooth 6.0: まだ対応スマホは少ないものの、将来的には「距離測定の精度向上」や「さらなる省電力化」が期待される規格です。現時点では「最新規格に対応している」という安心感が最大のメリットでしょう。
2. 基本性能は「完成形」を維持
ドライバーサイズやバッテリー持ち、対応コーデック(aptX Lossless / LDAC)といった基本スペックは、前作から据え置きです。これは、前作の時点で既にクラス最高レベルに達していたため、無理に変更する必要がなかったとも言えます。
競合比較と独自分析
vs EarFun Air Pro 4 (無印)
価格差は約4,000円。この差額を払って「プラス」を買う価値はあるのでしょうか?
- 通信環境が過酷な場所にいる人: 満員電車や繁華街など、電波干渉が激しい場所ではQCC3091の接続安定性が活きてきます。
- 最新ガジェット好き: 「Bluetooth 6.0」という響きにロマンを感じるなら、迷わずプラスです。
- コスパ重視の人: ドライバー等のスペック構成は共通しているため、音質やノイキャン性能に劇的な違いはないと推測されます。コスパを最優先するなら、セールで1万円を切ることが多い無印モデルが依然として強力な選択肢です。
vs Soundcore Liberty 4 NC
同価格帯のライバル、AnkerのSoundcore Liberty 4 NC(約12,990円)と比較するとどうでしょうか。
- 音質: EarFunは「aptX Lossless」に対応している点が優位です。Snapdragon Sound対応スマホを持っているなら、EarFunの方が高音質を楽しめます。
- 機能性: アプリの使い勝手や機能の豊富さではAnkerに一日の長がありますが、EarFunも急速に追い上げており、実用上の差は縮まっています。
用途別の選び方と推奨ユーザー
「全員におすすめ」はしません。自分のスタイルに合わせて選びましょう。
-
EarFun Air Pro 4+ が向いている人
- Android(特にSnapdragon Sound対応機種)ユーザー
- 接続安定性を何よりも重視する人
- 最新スペックのガジェットを持っていないと気が済まない人
-
EarFun Air Pro 4 (無印) で十分な人
- iPhoneユーザー(AAC接続なら差が出にくい)
- 前作Air Pro 3からの買い替えを検討しているコスパ重視の人
- とにかく安く、全部入りのイヤホンが欲しい人
-
待つべき人
- 「劇的な音質の変化」を期待している人。ドライバー構成が変わっていないため、音の傾向は似ています。
まとめ:EarFun Air Pro 4+ は今買うべきか?
EarFun Air Pro 4+ は、「完成された優等生を、さらに完璧に近づけたマイナーチェンジ版」です。
劇的な変化こそありませんが、QCC3091による基礎体力の向上は、長く使う上での信頼感に繋がります。特に、Androidスマホでハイレゾ音源やロスレス音源を楽しみたい人にとっては、この価格でaptX LosslessとBluetooth 6.0が手に入るのは破格の待遇と言えるでしょう。
一方で、iPhoneユーザーやライト層にとっては、無印のEarFun Air Pro 4でも十分すぎるほどの性能を持っています。自分のスマホと財布に相談して、最適な一台を選んでください。